2022年11月にFediverseに飛び込んで以来、色々なサーバーにアカウントを作成した。
現時点ではVivaldi Socialをメインのアカウントに据えている。その理由を書いていこうと思う。
安定した運営に期待できる
Fediverseに来て1年とちょっとの間に、認知しているだけでも数十ものサーバーが生まれては消えていくのを目にしてきた。
自分の場合は末永く投稿をしていきたいと考えているので、簡単に閉鎖しそうな所では困る。
その点Vivaldi SocialはVivaldiが運営しているという信頼感がある。立ち上げた際のブログ記事からも簡単に辞めてしまう事はないだろうというのを感じ取ることができた。
Fediverseに参加する事によって利益を得ようとしているのではなく、あくまでボランティア精神である為、当然運営にかかる費用であったり、その辺は織り込み済みのはずである。
急激なユーザー増加があった場合では話が変わってくるかもしれないが、今のところ良い意味でその兆しはなく、落ち着いている。
また、SNSを立ち上げたのが単に流行に乗っただけのものではないのは最近のVivaldiの姿勢からも明らかだ。昨今の生成AIブームには慎重な姿勢を見せる等、ユーザーを第一に考えてサービスを提供している。
Vivaldiのファンである
最初は単に便利なブラウザーがあるなという認識だけでVivaldiブラウザーを使用してきた。しかしVivaldi SocialでVivaldiを愛するユーザーとの交流をしていく中で、ユーザー目線の姿勢であったり、理念にも共感していく様になった。正直それまではCEOのテッちゃんについてはほぼ何も知らなかった。それがVivaldi Socialを始めたことをキッカケに道具としてのVivaldiブラウザだけではなく、Vivaldiそのもののファンになっていったのである。
愛着のある会社のサービスを使おうとするのは自然な成り行きで、それもまた理由の一つである。
ユーザーのリテラシー
よく、Twitterの代替を探しているけど、Mastodon等は自分でサーバーを選ばなければいけなかったりしてハードルが高いという声を目にする。
逆に今Vivaldi Socialにアカウントを持つユーザーは、わざわざ選択をして作成しに来ているわけで、ある程度の調べる能力が必要になり、それなりのリテラシーを持ったユーザーであると言える。少なくともXやBlueskyよりかはハードルが高い。
また、Vivaldiのブラウザーを使用しているユーザーが多い。これも、はっきり言ってマイナーなブラウザーであるVivaldiを使用しているということで一定のリテラシーが担保されていると言える。
モデレーションがしっかりしている
俗に言うEU基準と呼ばれる、日本のユーザーからはやや厳しいと感じる人が多い基準によってモデレーションされている。サーバーのルールは以下である。あえて翻訳はしない。
- No sexually explicit or violent media
- No discrimination of any form (incl. racism, sexism, homophobia, transphobia, xenophobia, casteism, ableism, etc.)
- No incitement of violence or promotion of violent ideologies
- No harassment, dogpiling or doxxing of other users
- No content illegal in Iceland, Norway or the EU
- Do not share intentionally false or misleading information
- No promotion of Cryptocurrencies or NFTs
- Follow the Terms of Use and Code of Conduct of Vivaldi.net
違反した投稿は削除されたり、場合によってはアカウントの停止やサイレンス措置がとられる。
これは自分の身を引き締めるのにも役立っている。Twitter時代はややセンシティブなイラストをリツイートしたりといった事も行ってきた。自分のTwitterのアカウントは雑多アカウントの為、いろんなクラスタの人達をフォローしていた。フォロワーによっては苦手な人もいたろうし、それが原因でお別れした人も少なからず居る可能性はある。
Vivaldi Socialの自分のアカウントも特定の話題に特化しない雑多アカウントだ。そういったものを拡散したい欲が出たときはMisskey.ioに行けばいいし、自分の中ではうまく使い分けができている。
機能を見れば他に充実している所はある。しかし、主に上記の理由から今はメインのアカウントを変更する予定はない。お一人様鯖に興味が無いわけではないんだけどね。